株と日経２２５先物のウラ技>株式の注文方法と種類のいまむかし？

いまのネット証券の注文の出し方は多彩ですね。
注文の種類は、成行、指値、買い、売り、返済
が基本です。
証券会社によっても違いますが、逆指値、OCO、
イフダン、イフダンOCO、トレーリングストップ
などがありますが、まだあります。
詳しい注文方法や種類はそれぞれの証券会社で
調べてくださいね。

昔の話になりますが、私が証券会社にいたころは、
まだ、ネット証券などはありませんでした。
お客さんの家を訪問して注文をもらうか、電話で
注文をもらっていました。
注文伝票は長形4号の封筒くらいの大きさでした。
買い注文は赤い伝票に、売り注文は青い伝票に
銘柄、株数、発注方法などを営業マンが記入して、
機械に入力していました。
このあと、注文が印字された紙がでてくるので
必ず確認するという流れでした。

場中は株価が急に動くことがしばしばですから
あわてるんですね。
よくあったのが、
買い注文をもらったのに売り注文を流したり、
売り注文なのに買い注文を流したりしていました。
また、株数の間違いも多かったですね。
例えば、１０００株の注文なのに１００００株で
流したりしていました。
あとは、株数と指値を逆にするやつです。
これは、一時マスコミで有名になった「ジェイコム」
株の間違い発注と同じパターンですね。
こんな間違いをしたら、上司から怒鳴られていました。
「なにしとるんかー。」
今となっては、笑い話ですみますが、当時は冷や汗
ものでした。

ネット証券から間違えて注文を出してしまっても、
それは自己責任になりますから、さらに注意が
必要ですね。
しかし、冒頭でもお話したようにいろいろな発注方法
があるので、はやく慣れて使いこなせるようになって
ください。
それには繰り返しかありませんね。