株と日経２２５先物のウラ技>投資信託の仕組みをわかりやすく解説

私も、証券会社にいたときは、毎月投資信託のノルマ
があり、ヒーヒーいって販売していました。
当時はファミリーファンドという名前の投資信託が
有名でした。
販売しても販売しても毎月数字が押し寄せてきました。
土曜日も日曜日もありませんでした。
結果がすべてでした。
でも本当によくやってたなと思います。

ところで、投資信託って何？
簡単にいうとこういうことです。、

Ａくん｢ねえ、Ｂさん、Ｃくんに100万円預けてみない！
株とか債券で運用して利益を出してくれると評判だよ！｣
Ｂさん「どのくらい儲かるの？」
Ａくん｢それは、やってみないとわからないから、
利息は約束できないよ｣
Ｂさん｢損をすることはないの？」
Ａくん｢もちろん、損することもあるよ。｣
Ｂさん｢ただで運用してくれるの？」
Ａくん｢いや、ちゃんと僕も、Ｃくんも手数料は、
100万円のなかからもらうよ。｣
Ｂさん｢わかった！じゃあ、お願いするわ！
損したときは、しょうがないわね。
でも、期待しているからがんばってね！」

皆さんは、平気でこんなことをしているのです。
Ａくん＝証券会社･銀行･郵便局
Ｂさん＝投資家　
Ｃくん＝運用会社
Ｄ＝実際はここに集めたお金を分別管理する信託銀行などがあります。

今までの投資信託は、購入する際に、必ず手数料が必要でしたが、
ここ数年、手数料を徴収しない、いわゆる手数料無料の投資信託、
ノーロード投資信託といわれるものが登場してきました。
投資信託にかかる手数料は、販売手数料、信託報酬、信託財産保留金が、
あります。
これも、販売手数料がとられないだけで、他はかかります。
また、日本の資金運用者は、アメリカのそれと比べるとサラリーマン的
感覚なのです。
投資信託は、どう考えても・・・